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DDS Carrier osirator [DDS]

DSCN3346.JPG

 最近フィルタの試作を試みているが、受信機、送信機に組み込んだときにキャリア発振器も用意する必要がある。フィルタ用水晶で作ればよいのだが、AM用、LSB用、USB用、CW用と回路が大きくなることと発振範囲調整のためVXOにしたりしなければならない。尚且つ実際の受信において音質の良くなるところに調整をする必要がある。これらの手間を省くためにDDSを使ったキャリア発振器を作ってみた。

DSCN3347.JPG

 DDSは勿論在庫多々の中華DDS(AD9850版)を使用した。DDSのコントロールのためAVR(ATTINY2313)を用いている。最近はほとんどATmegaタイプを使うことがほとんどで、ATTINY2313も不良在庫になりかけている。今回のような小型システムにはちょうど良い。

 プログラムは、いつものBASCOM-AVRで作っている。メモリー使用量は78%位となった。
仕様としては、外部からの信号(ハードスイッチ又は他のAVR等)で制御できることとDDSの基準発振器の誤差調整が出来ること。

DSCN3348.JPG 具体的には、他のAVR等からのコントロールも考慮してBCDスイッチでキャリア周波数を選択する。(例 1:AM 2:USB 3:LSB 4:CW) 他のMPU(AVR等)からコントロールする場合はBCDコードを送る。
 基準周波数調整及びキャリア周波数ピッチ変更は、SW1(ON:基準周波数変更 OFF:ピッチ変更)で選択しUP/DOWNスイッチ(SW2,SW3)で調整する。手順としては、AM用キャリア周波数を選択しておき、出力を周波数カウンタに繋ぎ、DDSが安定した状態(ONして10分位後)でSW1をON側にし、UP/DOWNで希望周波数になるようにする。1周波数で調整すれば、他の周波数も必然的に正確になる。 実際にはどの周波数でも良いが、AM用キャリアを選択したのは、SSBやCWなどと違い変更しない周波数だからである。他のモードは初期プログラムに設定された周波数を変更する可能性がある。
DDSOSC.jpg 尚、周波数変更ピッチは10Hz単位としている。
 これでまず、DDSの基準誤差修正が済んだ。以後は実際の使用に合せてSW1をOFF側にして、ピッチ調整を行う。
基準及びピッチの情報は、AVRの内部EEPROMに書き込まれるので、電源を切っても維持される。
 これら設定が終わったら、モード設定用BCDスイッチ以外は必要ないので取り外しておいてもかまわない。設定時具としてコネクタ接続にするのも良いかも。

 今回の唯一の難点は、出力周波数の初期値は変更できない。 UP/DOWNスイッチで出来ないことはないが、10Hz単位なので大幅な変更では、疲れてしまう。また、メモリの書込み回数保証が10万回であるので、10Hzごとに書き換える今回のプログラムではダメである。どうしても変更する場合は、基本プログラム内に書き込んである初期値を変更しプログラムを書き込むこととしている。

 これで、とりあえずフィルタの試験等がスムーズに出来る。また特注水晶を発注しなくても済む。DDSで十分な実用実験をした上で、最終周波数を決めてから、恒久用に水晶を発注すればよい。

 DDSの出力は-5dBm弱。スプリアスも-50dBは取れている。問題の有るDDSのフィルタは特に変更していない。そのままでも十分使用できそうである。一応基板上にはバンドパスフィルタを載せられるようにしてるが、不要かもしれない。

 以上 備忘録的UPです。

 JA2NKD 


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